シノワーズC3 (高保湿クリーム) コスメ解析ドットコム

シノワーズC3 (高保湿クリーム)

Sinary

シノワーズC3 (高保湿クリーム)の格付け

★★
☆☆☆

皮膚刺激リスク
☆☆☆☆
品質:△
使用感:X
使う価値:X
うるおい:△
アンチエイジング:X
:影響力:X
1mlあたり150 円

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シノワーズC3 (高保湿クリーム)の解析結果

高保湿、のはずが。



保湿効果はあるものの、全成分からはポテンシャルの低さしか感じさせない一品。


注目ポイント

セラミド3はまずまずよく、オリーブスクワランと相まって多少保湿効果を残すことはできますが、
高保湿などと呼ぶには相応しくない平凡なレベルの話です。


注意点

全体として効能が薄く、何か違いを与えられるような存在感もありません。


総評

ほんのり一時的な保湿効果以外は極めて大人しい印象であり、メリットが見えにくいのではないかと思います。
比較的高額な製品ですが、中身は残念ながらあまりお金が掛かっている印象ありません。


主な成分の解説

トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルはベタつかない使用感で皮膚を滑らかににし、保湿作用のある油剤。
ローズ水はセイヨウバラまたはダマスクバラの花を水蒸気蒸留によって得られる芳香性の水。表皮からβ-エンドルフィンの遊離を促進する作用があり、皮膚細胞代謝活性化、メラニン生成抑制作用を持つ。
植物性スクワランはオリーブスクワランオイルのことで、エモリエント効果を付与。
水添ナタネ油アルコールはエモリエント効果、保護効果、光沢を与える乳化剤、油性基剤。
ブドウ種子油は軽いタッチが特徴のオイルでリノール酸、トコフェロールを多く含み、抗酸化作用を特徴とします。
ベヘニルアルコールは菜種油から抽出した油剤で、融点が高くしっとりした感触を特徴とします。乳化安定性が優れた油性成分です。
セラミド3はN-ステアロイルフィトスフィンゴシンという名称で、とくに皮膚角層の保湿性を維持するセラミドの一種です。
アルニカ花エキスは抗酸化作用、メラニン生成を抑制。
オウゴンエキスは抗酸化、保湿、抗炎症、抗菌、抗アレルギー作用。
ボタンエキスは抗酸化作用、コラーゲン産生促進、皮脂の抑制、抗炎症作用、抗菌、抗アレルギー作用。
セイヨウシロヤナギ樹皮エキスは角質細胞成熟、肌荒れ改善効果。
チョウジ花油は古くより香料として用いられ、精油の効能としては記憶力アップ、抗鬱効果を持つと言われます。また、鎮痛作用、抗菌作用としても用いられます。
シアノコバラミンは皮膚コンディショニング効果、整肌・保湿作用を付与。

シノワーズC3 (高保湿クリーム)の全成分:

水, トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル, ローズ水,植物性スクワラン, グリセリン, 水添ナタネ油アルコール, ブドウ種子油, ステアリン酸ポリグリセリル-10, ステアリン酸, ベヘニルアルコール, セラミド3, アルニカ花エキス, オウゴンエキス, ボタンエキス,セイヨウシロヤナギ樹皮エキス, チョウジエキス, シアノコバラミン,ステアリン酸ソルビタン,ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10,ステアロイル乳酸Na,キサンタンガム,ソルビトール,PCA-Na, 乳酸Na,プロリン,エタノール, カプリル酸グリセリル, ラウリン酸ポリグリセリル-10

シノワーズC3 (高保湿クリーム)の宣伝文,商品説明:

素肌を守るバリア機能や肌の保水性を高める働きのあるセラミド3をはじめ、多種類の保湿・保水成分をたっぷりと配合。
素肌をあふれるほどのしっとり感で満たします。

肌の修復を助ける成分、きめを整えるプロリン、肌をトラブルから保護する成分を多種類配合、ふっくらと健やかな素肌へと導きます。

素肌への浸透性が高い植物性スクワランやブドウ種子油を採用。
素肌に染み渡るようにすっとなじみます。

最も難しいといわれている植物原料による無防腐剤(ノンパラベン化)を達成し、100%脱石油の高保湿クリームを実現しました。

シノワーズC3 (高保湿クリーム)2015 (c)コスメ解析ドットコム