THREE コンセントレート フォーカスセラム

"ローションの前に使用することで保水性を高め、うるおいを保つクリーム状美容液。"らしいですが、

内容的にもほとんど同じなのですから、それならこの製品だけ使えば済む話・・と言ったら怒られそう。

注目ポイント

このブランドは内容成分がほとんど代わり映えせず、この製品も集中美容液といいながらローションと見分けが付かないような内容。
つまり、同じ内容だが、濃度が違う、ということでしょう。
ダマスクバラにローズヒップ、カメリアオイル、ハスカップ果汁など、ある程度質の良い保湿作用などを見込める製品ではあります。

注意点

しかし、美容液としてシビアに評価すると、肌刺激はとても低いが、効果も穏やかであまり違いを生まないタイプ。

総評

10000円前後という値付けからも、もっと内容的に実感できるレベルを求めてもいいのでは。
天然由来な成分にこだわり、たくさん配合している努力は見えますが、
実際に美容液として有能かどうかは別問題。

ダマスクバラ花水はダマスクバラの花を水蒸気蒸留によって得られる芳香性の水。表皮からβ-エンドルフィンの遊離を促進する作用があり、皮膚細胞代謝活性化、メラニン生成抑制作用を持つ。
アボカド油は皮膚親和性が高く柔軟効果に優れる。
スクワランは人の皮脂にも3-4%含まれる保湿成分で、刺激なく油分と水分を乳化させ保湿作用を示し、不足すると肌の乾燥、代謝の低下をまねきます。
ローズヒップエキスは優れた整肌作用を持つ。収れん作用、抗酸化作用、保湿作用を付与。
チャ実油はチャノキ種子から得たオイルで、トリグリセリドを主体にトリテルペン、サボニン等を含有。肌を柔軟にし、保湿効果を与えます。
ホホバ油(ホホバ種子油)はメキシコ北部の乾燥地帯に自生しているカン木の種子から得た液体ロウ。他の植物油脂に比べ酸化しにくく、皮膚になじみさっぱりしている使用感。抗ニキビ、フケ作用も。
リンゴ果実エキスは糖類とミネラル類を多く含み、収斂作用、保湿作用を与えます。
アルガニアスピノサ核油は、モロッコ南西部に自生する広葉常緑樹アルガンの種子から採れるオイルで、ビタミンEの含有量が多く抗酸化作用があり、エモリエント作用も期待されるオイルです。
アンズ核油は杏仁豆腐にも使われる甘い香りのオイルで、エモリエント効果を付与するオイルです。
ロニセラカエルレア果汁はハスカップ果実の果汁で、ビタミンC，アントシアニン、カルシウムなどを含有。目元のクマの改善、たるみの防止、弾力アップ効果。
ダマスクバラ花油はブルガリアの稀少なバラ精油で、リラックス、女性ホルモン様作用、脳の活性化、消化器の活性化、更年期障害の軽減、汗、加齢臭を軽減、異性を惹きつける効果。
ニオイテンジクアオイ油はゼラニウムとして知られ、ミントを含んだようなバラの香りが特徴。
精神高揚作用や皮脂コントロール機能を持ち、すべての肌のタイプに良い影響を与えると言われています。
ビャクダン木エキスはサンダルウッドとも呼ばれ、抗炎症・整肌・抗菌、防腐、冷却作用、リラックス効果などを付与します。
アマモエキスはメラニンを生成するチロシナーゼを阻害し、美白作用を付与する成分です。
ジャノヒゲ根エキスはタイトジャンクションの形成促進、NMFsの合成促進による表皮バリヤ機能強化。