つかってみんしゃい よか石けん コスメ解析ドットコム

つかってみんしゃい よか石けん

長寿の里

つかってみんしゃい よか石けん

つかってみんしゃい よか石けんの格付け

★★
☆☆☆

皮膚刺激リスク
★★
☆☆☆
しっとり感: △
さらさら感: △
さっぱり感: ○
敏感肌適性: ×
肌回復力: ×
保湿力: △
アンチエイジング力: ×
1mlあたり23 円
80g/1890 円

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つかってみんしゃい よか石けんの解析結果

ベースはシンプルな石けんですが、石けんのデメリットを幾分か緩和しているタイプです。


どの辺が"よか"石けんなのかを検証してみましょう。

成分を見ていくと、
ミリスチン酸、ラウリン酸、パルミチン酸+水酸化Kのよくある石けんベースに、
ラウロイルメチルアラニンNaはアミノ酸系洗浄剤ですが、洗浄力はわりと高くコンディショニング効果を与え低刺激で酸性OKなバランスの良い素材。
水溶性コラーゲンはフカヒレ、サケ、ヒラメ、カレイなどの魚の皮から抽出したコラーゲン。通称マリンコラーゲンとも呼ばれ、コラーゲンの中でも優れた保湿性を持つと言われています。
ローヤルゼリーエキスはコラーゲン、エラスチンの生成を促進するデセン酸や、保湿、ハリ、抗酸化作用を持つ栄養価の高い成分。
アロエ液汁は抗炎症、線維芽細胞増殖促進、抗菌作用を持つエキスです。
チャ葉エキスは抗酸化作用に優れ、過剰な皮脂の抑制、抗アレルギー作用、抗菌、抗炎症、脂肪分解作用などを付与。
加水分解コンキオリンは真珠由来のタンパク質で、うるおい、ツヤ、細胞活性化作用を付与します。
黒砂糖の主成分はショ糖ですが、白砂糖との違いとしてビタミンやミネラルを豊富に含み、保湿、美白、抗菌作用などを与えます。
含硫ケイ酸アルミニウムはイオウを含んだケイ酸アルミニウムで、泥成分の吸着力による汚れ除去、肌のキメを整える効果。
酸化チタンは非常にきれいな白色の顔料で、紫外線散乱剤としても用いられる無機化合物です。
グリチルリチン酸2Kはカンゾウの根から抽出したグリチルリチンの誘導体。著しい皮膚抗炎症作用を持ち、副作用がなく解毒作用、抗アレルギー作用も与えます。

総合すると、
保湿性と汚れ落とし能力がプラスされ、質のよいコラーゲンや真珠のツヤ感なども付加。
使用感は少しばかり感触の良いものとなっています。

また、石けんの残念な部分、アルカリ残留度も少しは緩和されており、バランスが調整された設計といえます。

ただし、改善はされていても石けんは石けん。
これはアルカリ性には変わりなく、かつ皮脂をよく取るので肌は乾燥へむかいます。
コラーゲンやアロエがしっとりするのは乾燥した肌の上に一時的に乗っかるため。
実際には乾燥するスピードの方が早くなるため、よか石けんというほどのものではないといえます。
もっとよか石けんが世の中にはありますし、あえてこれってほどのものではありません。

つかってみんしゃい よか石けんの宣伝文,商品説明:

もっちり泡が、毛穴の奥の汚れ吸着!
洗うだけで肌本来の透明感
毛穴よりも小さい「超微細シラスパウダー」を含んだ泡は、汚れを吸いつける力がとても強く毛穴の隅々の汚れをしっかり吸着します。 天然ミネラル成分がたっぷりだから、肌にやさしく、洗い上がりもつっぱりません。
さらに、有効成分がニキビを予防。肌本来の透明感あるお肌へ導きます。

つかってみんしゃい よか石けんの全成分:

有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム その他の成分:精製水、水酸化カリウム、濃グリセリン、1,3-ブチレングリコール、黒砂糖、ケイ酸・ケイ酸アルミニウム焼成物、酸化チタン、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液、水溶性コラーゲン液(3)、ローヤルゼリーエキス、アロエエキス(2)、加水分解コンキオリン液、チャエキス(1)、ウーロン茶エキス

つかってみんしゃい よか石けん2015 (c)コスメ解析ドットコム