オープル クリームクレンジング (オレンジピール由来成分配合) コスメ解析ドットコム

オープル クリームクレンジング (オレンジピール由来成分配合)

ウテナ

オープル クリームクレンジング (オレンジピール由来成分配合)の格付け

★★
☆☆☆

皮膚刺激リスク
★★
☆☆☆
しっとり感:△
さらさら感:△
さっぱり感:△
敏感肌適性:△
肌回復力:×
保湿力:×
アンチエイジング力:×
1mlあたり2.9 円

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オープル クリームクレンジング (オレンジピール由来成分配合)の解析結果

使い勝手は良いが、品質としては並以下か。


クレンジングの主剤となるのがミネラルオイル。そのあと、パラフィンという炭化水素も配合されていますが、ミネラルオイルも流動パラフィンという同種の石油由来成分です。
とはいえ、石油系だから危ない、ということはなく、むしろ分子がとても大きいため肌には無刺激な成分(要は油)です。

ただ、クレンジングとはいえ水の配合量が多いことからわかるように、クリームのような形状となっていますね。
これは、拭き取りも、洗い流しもできますよ、という便利な使い勝手を想定して設計されているということになります。

ただし、水の配合が多いということは腐りやすくなるため、必然的に防腐剤も増える。防腐剤が増えるということは、それだけ肌への負担は多少なりとも増えるということになっていきます。

オレンジ油の配合も手伝って、脱脂力・クレンジング力はメイクを落とすのに十分なレベルとなっているでしょう。
少し気になるのが、プロピレングリコールの配合が多い点や、ステアリン酸グリセリル(SE)といった乳化剤が若干クオリティが高くないこと。


これらを考慮すると、それほど理想的なクレンジング剤とは言い切れないのかな、と思います。


主な成分の解説

ミネラルオイルは石油から作られたオイルで、隙間のないさらっとした被膜感が特徴のオイル。水分をあまり抱えませんが、肌の水分を逃がさない保湿作用があります。
プロピレングリコール(PG)はグリセリンに比べて粘度が低くさっぱりしていて使用感触がいい。溶剤としても働き、グラム陰性菌の抗菌作用を持つ。
高配合では刺激性を感じる。
オレンジ油はリモネンを主成分とする心地よい香りがリラックス効果を与えます。疲れや緊張をほぐし、保湿・皮膚の活性化、清浄作用を持つ精油です。
ビターオレンジ果皮エキスはコラーゲン産生促進、抗アレルギー作用。
ジメチコンは最も代表的なシリコーンオイル。透明、無臭、化学的・熱的安定性、透湿性、撥水性、潤滑性に優れた不揮発オイル。
ステアリン酸グリセリル(SE)のような古いタイプの自己乳化型乳化剤には石けんが乳化に使われている場合が多く、これは刺激の素ともいえます。

オープル クリームクレンジング (オレンジピール由来成分配合)の全成分:

ミネラルオイル、水、PG、パラフィン、セタノール、ステアリン酸PEG-10、オレンジ油、ビターオレンジ果皮エキス、ホホバ油、BG、ジメチコン、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリル(SE)、PPG-6デシルテトラデセス-20、PPG-6デシルテトラデセス-30、PPG-4セテス-20、TIPA、カルボマー、エタノール、メチルパラベン、香料

オープル クリームクレンジング (オレンジピール由来成分配合)の宣伝文,商品説明:

マスカラ・口紅などの濃メイクもスルリと落とす、クリームタイプのクレンジングです。
オレンジピール由来成分(オレンジオイル、オレンジエキス)配合。洗い流し、ふきとり両方OK。
とろけるような感触で素早く馴染み、毛穴の黒ずみ・古い角質も浮かせてすっきり落とすよう促します。
製品の65%以上がエモリエント成分。お肌の潤いをキープし、乾燥・肌あれを防いでしっとりプリプリな素肌に導きます。
マッサージにもお使いいただけ、軽い指すべりの優しい使い心地で、お肌のキメを整え透明感ある素肌に導きます。
みずみずしいオレンジの香り。無着色。

オープル クリームクレンジング (オレンジピール由来成分配合)2015 (c)コスメ解析ドットコム