ホワイトショット(WHITE SHOT) CX
POLA

ホワイトショット(WHITE SHOT) CXの格付け
ホワイトショット(WHITE SHOT) CXの解析結果
名前がこれでなければ、まだ使い様はあったのですが。
残念ながらホワイトニング効果という面では、名称から予想するほどの効果は得られません。
それ以外の部分でわりと質の高さを証明していますが、飛び抜けて優れた製品のレベルにはまだまだ足りません。
成分を順に見ていくと、
BG、ジグリセリンあたりをベースに据え、あまりしっとり感は強くなく、サラっとした感触。
アスコルビン酸2−グリコシドはビタミンC誘導体ですが、このタイプの抗酸化成分としてはあまり期待値の高くない形です。
4-n-ブチルレゾルシンはルシノールと呼ばれるフェノール系化合物で、メラニンの生成を抑える美白成分。
ローズ水はセイヨウバラまたはダマスクバラの花を水蒸気蒸留によって得られる芳香性の水。表皮からβ-エンドルフィンの遊離を促進する作用があり、皮膚細胞代謝活性化、メラニン生成抑制作用を持つ。
オレンジフラワーエキスはネロリと呼ばれる非常に稀少で高価なエキス。
1g抽出するためにネロリの花が約4000輪も必要。リラックス効果の芳香、高い保湿作用、肌に弾力を与える効果。
ラフィノースはフルクトース、ガラクトース、グルコース分子がグリコシド結合によって連なった構造の糖で、肌のラメラ構造を改善する働きを持つ保湿剤。
ショウキョウエキスはショウガの根茎から抽出。血行促進、殺菌、発汗促進作用をはじめ、メントールの清涼作用を増強させる効果も。
ヨモギ葉エキスは抗酸化作用、コラーゲン産生促進作用、皮脂の抑制、収斂作用、抗菌作用、抗炎症作用。
マヨラナ葉エキスはオレガノの仲間で、血流促進、水分保持、バリヤ機能強化作用、ヒアルロン酸産生促進作用を付与。
セイヨウノコギリソウエキスは抗酸化作用、抗菌、抗炎症、収れん作用を付与。
クララエキスはコラーゲン産生促進、女性ホルモン様作用、線維芽細胞増殖促進作用、肌バリヤ機能強化、CMC形成促進、抗菌、脱毛防止などを付与。
メリッサ葉エキスは皮脂抑制、線維芽細胞産生促進、抗菌作用。
ラウロイルシルクアミノ酸Naはシルク由来アミノ酸系洗浄剤です。マイルドで毛髪への吸着性が高く、髪を保護しながら洗うことができる特徴。
どちらかといえば肌保湿作用、肌コンディションアップ効果を重視していて、美白作用はそれほど特徴的ではありません。
ある程度の保湿効果を期待できる悪くない美容液の1つですが、さすがに15000円という値付けはやり過ぎ。
ホワイトショット(WHITE SHOT) CXの全成分:
水,BG,エタノール,ジグリセリン,アスコルビン酸2−グリコシド,PEG-8,4-n-ブチルレゾルシン,グリチルリチン酸2K,ローズ水,オレンジフラワー水,ラフィノース,水添大豆リン脂質,ショウキョウチンキ,ヨモギエキス,マヨラナエキス,セイヨウノコギリソウエキス,大豆リン脂質,クララエキス-1,メリッサエキス,ラウロイル加水分解シルクナトリウム液,無水エタノール,グリセリン,水酸化K,キサンタンガム,クエン酸Na,濃グリセリン,ショ糖脂肪酸エステル,オレイン酸ポリグリセリル,クエン酸,コハク酸ジエトキシエチル,ジエチレントリアミン5酢酸5Na液,メチルパラベン
ホワイトショット(WHITE SHOT) CXの宣伝文,商品説明:
エイジングにごりの原因となる、黒ずみと黄ばみに着目。
美白有効成分「ルシノール」「ビタミンC誘導体」と保湿成分「マジョラムエキス」「ショウキョウエキス」のオリジナル複合成分「ルシノール CX」と保湿成分「YAC(ヤック)エキス」を配合。
黒ずみと黄ばみの両方を捉えます。