ユリアージュ リップクリーム 無香料 コスメ解析ドットコム

ユリアージュ リップクリーム 無香料

佐藤製薬

ユリアージュ リップクリーム 無香料の格付け

★★★
☆☆

皮膚刺激リスク
☆☆☆☆
しっとり感:△
さらさら感:△
さっぱり感:△
敏感肌適性:○
肌回復力:△
保湿力:○
アンチエイジング力:×
1mlあたり250 円

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ユリアージュ リップクリーム 無香料の解析結果

リップクリームとしてユニークな点はルリジサ油配合という点。


これは、肌の弱い方でもアレルギー肌の方でも安心して使える、ということを表しています。
その他はわりとスタンダードでありがちな構成といえる内容になっています。

成分を見ていくと、
ミネラルオイルは石油原油を蒸留し固形パラフィンを除去した炭化水素系油剤。
皮膚によく延び、浸透性がないため無刺激。油との相溶性が強く、クレンジング基剤としても広く使われる油剤。
パラフィンはロウソクやクレヨンでもおなじみのワックス成分で、化学的に安定し油性基剤として潤滑な感触を与える。
マイクロクリスタリンワックスは炭化水素ロウで、延伸性、粘性、安定性、結晶抑制作用が優れた油性基剤です。
カルナウバロウはブラジルワックスと呼ばれ、ヤシの葉由来で融点の高いエステル油が多く含まれるロウ成分です。
シア脂は、肌に塗ると溶けて浸透する感触の良いエモリエント剤。紫外線吸収効果も。
ミツロウは、ミツバチの巣の元となるロウを精製。融点が高く、コクを与えながら使用感が良いので保湿成分として用いられます。
ルリジサ種子油は別名ボラージ油。γリノレン酸が豊富で母乳にも含まれる乾燥肌、敏感肌に効果的な成分。皮膚代謝促進作用のプロスタグランジンも含みます。
グリチルレチン酸ステアリルは油溶性のグリチルリチン酸、抗炎症作用を付与。
パルミチン酸アスコルビルは油溶性ビタミンC誘導体で、抗酸化作用、コラーゲン生成能促進といった効果を付与。

滑らかで肌にやさしいエモリエントクリームという印象。
一般的なものに比べ、アレルギーの方にも安心、または肌を悪化させるリスクが少ない一品ともいえるでしょう。
概ねシンプルでベーシックな設計ですので、違和感なく使えるタイプです。
比較的良いです。

ユリアージュ リップクリーム 無香料の全成分:

ミネラルオイル、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、カルナウバロウ、シア脂、乳酸アルキル(C12.13)、ミツロウ、セタノール、アボカド油不けん化物、ルリジサ種子油、酢酸トコフェロール、グリチルレチン酸ステアリル、パルミチン酸アスコルビル、トコフェロール

ユリアージュ リップクリーム 無香料の宣伝文,商品説明:

クチビルの表面をおおって、荒れや乾燥を防いでうるおいを保つリップクリームです。ボラージオイル(ルリジサ種子油)、アボカドオイル、シアバター配合。口紅の下地としてもお使いいただけます。無着色。防腐剤無添加。

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